血液循環療法協会
〒560-0013 大阪府豊中市上野東3-18-1-308
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血液循環療法の紹介
Blood Circulation Therapy(BCT)


肩凝りの治療法指導

目の自己治療練習

正しい技術を習得すれば、誰でも実際に効果を出せる手技療法(手だけを使って行う治療法)です。いつでもどこでも施術出来るので、イザという時役立ちます。家庭で、職場で、学校で、病院で、施設で家庭療法として活用できます。

1、 自己治療もできるので自分が助かります。

2、 指圧やマッサージとは考え方、やり方が全く違います。

BCTは悪いところ(患部、シコリ部)を直接指でソフトな押圧法を施術して血液の循環を良くする治療法です。患部は多くの場合、結果的に血液の循環が悪くなっています。(瘀血・おけつ)その部の毛細血管の循環を良くする手技を施術すると、悪い血が除去され新鮮な血液(酸素、栄養素、免疫細胞)が供給され、症状が直ぐに軽減します。患部(シコリ部)を強圧したり揉んだりしません。


それと腹部治療が他に例を見ないものであります。腹部内臓を治療することで多くの生活習慣病に効果があるのです。

*私たちの体は37兆個の細胞からなり、その細胞ひとつひとつの「いのち」が血液により支えられています。
*この大宇宙のすべての現象は「循環」により成り立っている。小宇宙といわれる私たちの体も血液と氣(エネルギー)の循環により動的平衡(健康状態)が保たれている。循環の乱れ(おけつ)によりバランスが崩れ(代謝低下)復原力(治癒力)が足りないのが病気である。

3、幻の秘技、今、甦る。
約100年前、日本で創始された日本人のための手技療法。
*日本人のための治療法とは?
日本人は普段から血液の循環が悪くて具合の悪くなる体質の人が多い。これを漢方では「瘀血(おけつ)」といいます。そのため頭痛、めまい、肩こり、腰痛、冷え症、婦人科障害などなど多くの不定愁訴で悩んでいる方が多いのです。

瘀血とは血液と循環の悪化
血液の性状の変化
1)ドロドロ血液-赤血球が連鎖状や凝集状。 LBA(位相差顕微鏡)
2)ネバネバ血液-粘稠度の亢進 水分不足、凝固系亢進、赤血球濃度↑、 赤血球変形能↓、白血球粘着能↑ 、血小板凝集能。↑(MC-FANで観察)


ドロドロ血液状態


糖尿病患者の治療前の血液像(連鎖状‐ドロドロ血液)

治療直後の血液像(サラサラになる)

しかし、病院に行っても病気とみなされず軽くあしらわれるだけです。なぜなら、西洋医学では「瘀血」という病理概念がないのです。つまり西洋には循環障害で悩む人が少ないのです。それは西洋医学の生まれたドイツのヨーロッパ大陸性気候風土と日本のようなアジアモンスーン気候風土との違いが大きく関係している。アジアモンスーン気候では、気圧の変動が激しく(天気の移り変わりが早い)、自律神経の働きを乱れさせ、血液循環を悪くしやすいのです。(例  循環が悪く疲労物質がたまってシコリを作る「肩こり」は日本人に多く、西欧人には少ない)

4、症例紹介


歯肉がん(64歳)加療13回目 

歯肉がん(64歳)加療13回目 


アトピー性皮膚炎(47歳)2回目

加療9回目

5、大杉会長の実体験
自身の腰痛、頭痛、膝痛、坐骨神経痛、扁桃炎、胃炎、過敏性大腸(下痢症)、肋間神経痛、捻挫などなど多くの疾患愁訴を自己治療で治した体験を持つ。(「血液循環健康法」たにぐち書店刊  参照)

6、最近の出版物(好評発売中!)


河出書房新社

河出書房新社

PARCO出版

どんな疾患、愁訴に効果があるのか?
ありとあらゆる病気や愁訴に効果があります。それは、全ての病気は血液の循環を良くすることで治癒力が高まるからです。
腰痛、膝痛、股関節痛、頭痛、五十肩、肩こり、頸の痛み、胸の痛み(肋間神経痛)坐骨神経痛、三叉神経痛、など運動器系、神経系疾患などに確実に即効果があります。
慢性関節リウマチなどの膠原病、アトピー性皮膚炎、花粉症などの免疫系疾患や心臓病、肝臓病、胃病、腎臓病、大腸疾患など内臓病、さらに高血圧症、糖尿病、高脂血症、痛風などの生活習慣病にも効果があるのが他の治療法と違うところです。
具体的な症例は出版物をご参照ください。
「血液循環療法症例集」(千書房刊)「シコリを解けば病気がなおる」(千書房)
「症例研究」第1号~20号(血液循環療法協会刊)



ウクライナ公立病院で認められた治療効果(ここをクリック) 

動画
ウクライナボランティア治療

2014年3月下旬に「NPO法人・食品と暮らしの安全基金」(代表小若順一)主催でウクライナにチェルノブイリ原発放射能被ばくの健康障害者のボランティア治療に当協会から古田勝彦会員を派遣しました。(正式には第5回「子どもの痛みをなくす調査プロジェクト」)
会員の皆様には、多くのカンパ金をいただきありがとうございました。お蔭様で古田会員は期待通り素晴らしい治療成果を上げることができました。詳細は緑陰研修会(H26年7月19.20日2泊3日越後湯沢で開催)と秋季研修会(H26年11月23日東京都北区北とぴあで開催)で本人から報告しました。今回は本人のレポートです。

「歩けない子供が改善」

ウクライナボランティア報告

ー治療師として出来ることー
血液循環療法士 古田 勝彦

2013、12月末、私は大杉先生から3月にウクライナに行ってほしいとのお話をいただきました。この時のウクライナの情勢は、デモ勃発の最中であり、親ロシア派との戦争を目前に控えた状態でした。放射能汚染に苦しむ人々を少しでも血液循環療法の力で治療にあたれればと思い参加を決意しました。
2014,3,15、私は手ぬぐいを手に、ウクライナに飛びました。そこで顔色が悪く、手足が不自由でお母さんに支えてもらわなければ歩けないという8歳のワジムという少年に出会いました。お母さんから2歳の時から歩けず、ウクライナ各地の病院7か所に通院するも、思うように改善されないというお話を伺いました。
治療を始めてみると、全身の筋肉はカチカチに固まり、特に足の筋肉は硬直しており膝は曲がらない為、一人で歩くには厳しい状態でした。まず私は背中を軽く治療し、その後、脚を重点的に治療することにしました。治療を進めていくと、無数のシコリが見つかり、8歳の小さな身体で瘀血体質でした。1日目は改善が見られず、不安になりましたが、お腹にもシコリがあることに気づいていたので、2日目からは脚だけでなく全身を治療することにしました。頭・首・お腹・ふくらはぎ・足首・足裏のシコリを緩めていくうちに、脚をつっぱる反射神経のツボや、他多数のツボをみつけました。朝晩2回の治療を進めていくと脚に少し力が戻り始めました。ワジム君は嬉しくなり歩きたくて仕方がない様子でした。
ワジム君や母がずっと願っていた希望がみえたのです。部屋中の皆が喜びに包まれていました。3日目も同じく治療にあたると、ほんの少しバランスを取るだけで歩ける様になったのです。奇跡の回復をみせたのは、私の治療だけでなく、何よりもワジム君や母のこれまで諦めなかった気持ちがあったからではないでしょうか。また、治療すると同時にウクライナのマッサージ師の方に血液循環療法を指導し、ワジム君は今も週に一回の治療を受けています。徐々に良くなっていると聞き、私は喜びの気持ちでいっぱいです。

そのほかにも、小若さん(食品と暮らしの安全基金代表)たちと学校や村をまわって沢山の人に血液循環療法を受けてもらいました!日本人の治療はこれまで大杉先生に御指導いただき沢山の人を診させていただきましたが、初めて外国の方を観させて頂くチャンスをもらいました!私の感想と体験ですが、ウクライナの汚染地域の方の話しを聞いたり、治療すると子供から大人まで瘀血体質の 方が日本より多い事に気がつきました!小若さんに聞いた話しによりますとストロンチウムやセシウムの入った家庭菜園の野菜などを食べると1キロ辺り1ベクレルの食べ物でも積み重ねて食べたらかなりの放射能になるとのことです!放射能は身体の中に入ると細胞や神経を破壊していき傷ついた細胞はなかなか回復してこないそうです!学校でアンケートをとると肩こり腰痛膝の痛み頭痛鼻血などを訴える子供が日本では考えられないほど多いのです!これは汚染地域にかなり多いらしくウクライナの南の非汚染地域では無いことだそうです!私はウクライナのスクールで8才位から15才位の生徒に血液循環療法を施術しました!


ピシャニツァ村で毎日頭痛がすると訴える15才の男の子ですが、首から肩甲骨が硬くなっていて頭をグーと締め付けられるような痛み!緊張性頭痛です!日本人と同じように首の大後頭神経と小後頭神経の血液循環を良くしてやり、後に肩こりと肩甲骨の循環も良くしてやると今まで頭が重く締め付けられる痛みがさっと引きました!今まで味わった事が無いぐらい身体が軽くなったとの感想を聞きました!自分も自信がついてきて、次のモジャリ村の子供は膝の痛みがある10才の女の子でした。膝のお皿の外側にシコリがありシコリを緩めると痛みがなくなりました!足全体の血液循環を良くしてやると足が凄く軽くなり痛みがあって歩くのが辛い子供が走れると喜んでくれました!ピシャニツァ村の腰痛で苦しんでおられて足を高く上げて歩けない小股でしか歩行できない(30代の男性)も脊柱起立筋と大殿筋の所にシコリがありましたので循環を良くして行くと痛みがとれて足が軽くなったと言ってくれました!子供たちには「神の手」や「魔法使い」のようだと言われて血液循環療法を教えて欲しいと頼まれました!
1つの学校にはなかなか長い時間は滞在出来なかったので少し位しか教える事はできませんでした。でも喜んで学びたいと言う女の子や男の子に「ウクライナの明日を作るのはあなた達ですよ。」と言うと嬉しそうにニコッと笑ってくれました!まだまだ汚染地域の沢山の村や学校に行き治療をしてきました!自分の感想ではストロンチウム の細胞と神経破壊で瘀血が進み血液の滞りができシコリができるということ。血液循環を良くしてシコリをほどいてやると痛みや可動域が広がるのです!これから日本の福島と関東が近いうちにウクライナと同じような状況になってくると思います!
血液循環療法士、私もそうですが1人1人がこれから修行を積み日本を守れるように頑張って行く事をこれからの課題に日本に帰国しました!

(「血液と循環第13号」より転載)




動画2
チェルノブイリ(ウクライナ)ボランティア治療・セミナー総集編

2015年11月22日から10日間「食品と暮らしの安全基金」主催の「第6回チェルノブイリ子供の痛みを取るプロジェクト(二ホンプロジェクト)」に会長が参加し、石棺に覆われた原発4号炉の見学、血液循環療法セミナー、子供たちや関係者の治療、キエフバレエ団の治療、交流会などをやった動画の総集編です。
今後起こることが予測される福島での健康障害は血液循環療法で対応できることを実証しました。
(詳細は血液循環療法協会HP「ウクライナボランティア報告」で見られます。)





動画3

血液健康法・治療法動画が見られます


 


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